医療法人社団 みずうち産科婦人科

所在地
〒078-8234 旭川市豊岡4条3丁目2-5
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院長コラム

院長コラム一覧

みずうち産婦人科 院長による、不妊症治療に関する、ためになるコラムです。

抗ミューラー管ホルモン(AMH)について

当院では、卵子の数の多寡を知るホルモンとして注目されている抗ミューラー管ホルモン(アンチ ミューレリアンホルモン:AMH)の測定を行っています。

AMHとは・・
卵巣内の発育卵胞の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンで、卵巣の予備能力(卵巣内に現在存在する卵胞の数と卵の質のことです)を知るマーカーとして使用されています。このホルモンは年齢が進むと減少してきますので、測定した値を各年齢の平均値と比較することにより、自分の卵巣は予備能が低下しているかを推測できます。

このホルモンを調べるとわかること・・
ホルモンが少ない時は、卵巣の老化が進んでいることを示しています。つまり、実年齢が30歳でも、AMHが少なければ卵巣としては40歳程度のこともあります。

・ 一般不妊治療の時は・・AMHが少ない時は、早く妊娠するように積極的な治療が必要となります。つまり、タイミングだけの時期を短くし、ステップアップを早くし、人工授精や体外受精に進むべきであることを示しています。一方、多嚢胞性卵巣症候群の時は正常値より高い数値を示します。
・ 体外受精の時は・・AMHが低値の時は採取される卵子の数が少なく、妊娠率も低下することが予想されます。また、高値の場合は卵巣過剰刺激症候群になる可能性が高く、AMHの測定は調節卵巣刺激の方法を選択する時の一つの手段にもなります。
・ このホルモンの特徴として・・従来卵巣の予備能を調べるために使われるFSHなどのホルモンは、使用しているホルモン剤や性周期により変動するため、測定日が限られていますが、AMHは月経周期に関係なく、いつでも測定可能です。

検査を受けた方がよい方は・・

・ FSHが高い方
・ 不妊治療中で30歳以上の方
・ 体外受精を受けられる方
・ チョコレート嚢胞で手術を受けたことのある方など

ご希望の方はお申し出下さい。 結果判明まで1-2週間かかります。

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